[caption id="attachment_10522" align="alignleft" width="300"] 野田自民党幹事長代行に要望書を手交する河野宮崎県知事ら要望団[/caption]
東九州自動車道建設促進協議会(会長=河野俊嗣宮崎県知事)と東九州軸推進機構(会長=麻生泰九州経済連合会会長)は11月9日、東九州自動車道の整備推進と早期完成を目指すため、中央大会と関係省庁への提言活動を実施した。
東京・千代田区の全国町村会館で開催された中央大会には、宮崎、福岡、大分、鹿児島各県、北九州市から関係首長、各議会議長の他、各県選出国会議員、国の関係者等約100人が出席。大会冒頭の開会挨拶で、河野宮崎県知事は「皆様と一丸となって道路関連予算の総額確保をはじめ、1日も早い全線開通、さらには暫定2車線区間の4車線化などを強く訴えていく」と述べた。
▽東九州道の事業中区間について開通目標年次を明確にし、着実に整備を推進▽未事業化区間「南郷~奈留間」の早期事業化▽暫定2車線区間の早期4車線化とそのための財源確保など8項目の骨子を盛り込み、東九州道の完成は、東九州地域4県1市約900万人を超える沿線住民の長年の悲願であるとして、東九州道の整備促進に向け、必要な予算・財源の確保を求める大会決議を満場一致で採択した。大会の最後に頑張ろう三唱を行い、一致団結して1日も早く道路を完成させる決意を新たにした。
大会終了後、河野知事や同機構副会長の米良充典宮崎商工会議所会頭ら6人は、自由民主党の野田聖子幹事長代行や国土交通省の山田邦博技監、財務省の角田隆主計局次長らへ提言活動を実施し大会決議を手交した。自由民主党の野田幹事長代行は「ミッシングリンクを解消し、リングにならないと意味がない。また4車線化も重要である」と理解を示した。