NEXCO東日本関東支社が埼玉県深谷市、寄居町、美里町と建設を進めてきた関越自動車道・寄居スマートICの上り線が3月28日午後3時に開通する。下り線側は19年3月28日に先行開通しており、これで全面開通となる。
同ICは本庄児玉ICと花園ICの間に位置し、ETC専用で車載器を搭載した全車種が24時間利用可能。ETCゲートの手前で一旦停止が必要となる。
同IC周辺には既に多くの企業が進出しており、既存工場分からの物流効率化や企業進出促進が期待される。また、高速道路へのアクセスを活かした企業誘致により、地域経済の活性化や雇用強化も図られ、さらにはIC周辺や幹線道路等の渋滞緩和も期待される。災害発生時にも大動脈となる高速道路の出入口が確保され、周辺地域からの物資輸送や人命救助等、大きな貢献が見込まれる。