高知南国道路 延長15㌔が全通 2月27日高知~高知南間の開通で 陸・海・空の玄関口が高速で結ばれる

[caption id="attachment_10795" align="alignleft" width="300"] テープカットで開通を祝った[/caption]

高知東部自動車道(延長36㌔)のうち、高知南国道路・高知IC~高知南IC間(延長6・2㌔)が2月27日午後4時に開通し、高知龍馬空港IC~高知自動車道の高知ICを結ぶ高知南国道路延長15㌔が全線開通した。人流や物流の拠点となる高知自動車道、高知新港、高知龍馬空港という陸・海・空の玄関口が高速道路で結ばれた。

同道路の全線開通により、産業活動の支援や、南海トラフ巨大地震で想定される津波や浸水発生時、高速道路・港・空港からの救援物資供給に寄与する緊急輸送路が確保されるなど地域住民の安全性が向上する。総事業費は1740億円。

同日午前10時から、高知市高須のセンピアセリーズで開通式典が開催され、主催者の濵田省司高知県知事や岡﨑誠也高知市長、沿線首長、国土交通省の丹羽克彦四国地方整備局長、来賓の国会議員など関係者約70人が出席した。

濵田知事は「安定的かつ効率的な人流や物流の確保に大きく寄与することに加え、東部地域と西部地域の円滑な往来が可能になり大変心強い。引き続き、四国8の字ネットワークの全線開通に向け全力で取り組んでいく」と挨拶した。

新設された高知中央IC付近のセレモニー会場では、地元の一宮中学校吹奏楽部の生徒らの演奏や、関係者らによるテープカットで開通を祝った。

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