ＮＥＸＣＯ東日本は27日、常磐自動車道のいわき中央ＩＣ～広野ＩＣ間（約27㌔）で４車線化事業を進めているが、27日、いわき四倉ＩＣ～広野ＩＣ間の一部区間約4㌔の４車線化運用を６月13日から開始する見込みであることを発表した。これにより、いわき中央ＩＣ～広野ＩＣ間の４車線化が完成することになる。
常磐自動車道の４車線化事業は、16年３月の社会資本整備審議会道路分科会事業評価部会で暫定２車線区間の機能強化として採択されたことを受け、同年６月、国土交通大臣が事業許可。ＮＥＸＣＯ東日本東北支社ではいわき中央～広野間、山元～岩沼の4車線化事業に着手し、今年３月には山元～岩沼間約13・7㌔の４車線化が完成した。
また２月の福島沖地震を受け、赤羽国交相は広野～浪江間の４車線化を表明。常磐道の全線４車線化へ着々と進む。
