九州地方整備局大隅河川国道事務所は5月28日、東九州自動車道・志布志IC~鹿屋串良JCT間(延長19・2㌔)が7月17日に開通できる見込みとなったことを発表した。これにより、国際中核港湾のある志布志市から鹿児島市までの約111㌔が高速道路で直結。鹿児島県内のみならず、九州南部全体のネットワーク強化へ大きく前進する。
同区間は当初、20年度内の開通が予定されていたが、令和2年7月豪雨により工事中道路が被災。被災箇所の復旧工事などのため、開通時期の見通しを今夏頃へと繰り延べていた。その後、工事は順調に進捗。7月17日に開通できる見通しとなった。
今回開通する区間のICの名称は「志布志IC」「志布志有明IC」「大崎IC」に決定。鹿屋方面のみ出入り可能なハーフICとして計画されていた志布志有明ICについては、昨年10月、国土交通大臣から認可されたとおり、志布志方面の出入りも可能なフルICとして開通する。