[caption id="attachment_11705" align="alignleft" width="300"] 右から堀幸子代表、志賀朋子会長、村山一弥局長、白坂亜紀所長[/caption]
「中九州横断道路」早期完成を願う女性の会(堀幸子代表)と「道づくりを考える延岡女性の会」(志賀朋子会長)は12日、道路局幹部を訪ね、「宮崎・熊本・大分の道路ネットワーク向上」を要望した。コロナ禍の中、両団体が直接上京し、要望活動をするのは2年ぶり。
「九州地方整備局長時代にたいへんお世話になり、早くご挨拶したかった」という村山一弥道路局長との面談がようやく叶った堀代表は、着物姿で同行した大分県竹田市東京事務所の白坂亜紀所長らとともに、会のシンボルでもある竹田市の伝統工芸品「姫だるま」を手交。「宮崎・熊本・大分相互の道路アクセスを向上させることが九州全域の活性化に繋がる」と説明した。
要望を受け、村山道路局長は「熊本地震の被害を受けた阿蘇地域は、ようやく復旧事業が概ね完了してきたが、九州の東西を結ぶ道路の整備はこれからも必要でありそのためには予算の確保は重要。女性の会の活動はたいへん意義がある」と述べた(別掲に要旨)。
この後、道路局を回り、山本巧企画課長や長谷川朋弘国道・技術課長、荒瀬美和環境安全・防災課長、沓掛敏夫高速道路課長らと挨拶を交わした堀代表。「来年は会の発足から20年を迎える節目の年。これを機に、活動にさらに弾みをつけたい」と目を輝かせた。