NEXCO東日本東北支社と岩手県、花巻市は3月24日、共同で事業を進めている東北自動車道・花巻PAに設置するスマートICの名称が、仮称から正式に「花巻PAスマートIC」に決定したと発表した。
花巻PAスマートICは、北上江釣子IC~花巻南IC間の花巻PAに連結され、上り線は2022年12月1日に開通した市道山の神諏訪線、下り線は一般県道花巻和賀線に接続する24時間、ETC車載器搭載全車種対象のPA接続型。
19年に新規事業化が決定、今夏までに基礎工事を終え舗装工事に着手し、23年度内に利用開始の予定だが具体的な日時は未定となっている。
完成すると周辺の工業団地からの輸送時間が短縮し、輸送コストの削減や入出荷量増加が見込まれる。また岩手県中部地区基幹病院である岩手県中部病院や岩手医科大学付属病院へのアクセスも向上し、命を守るインターチェンジとして期待される。