9月10日 「都賀西方スマートIC」開通 時短効果で地域活性化に期待

栃木市とNEXCO東日本関東支社は、東北自動車道・都賀西方PAに整備を進めてきた「都賀西方スマートIC」が9月10日午後3時に開通すると発表した。

都賀西方スマートICは東北自動車道・鹿沼ICから12・2㌔、栃木ICから6・6㌔に位置し、国道293号に接続する。ETCを搭載した全車種が24時間利用可能でゲート前の停止線で一旦停止が必要。

同ICの開通により、栃木市と鹿沼市にまたがる宇都宮西中核工業団地や周辺ゴルフ場、観光施設等へのアクセス時間短縮で地域活性化が期待されるほか、都賀・西方地域内の新たな周遊ルート形成による観光振興が期待できる。

二次救急医療機関・「西方病院」への救急搬送時間は鹿沼IC以北から約4分、栃木IC以南から約2分短縮され、救急救命活動の支援の強化、災害時の救護活動や緊急物資の輸送の迅速化などが図られる。栃木県では、観光シーズンの夕方に首都圏方面へ帰宅する車で混雑していた栃木IC周辺道路の交通の利便性・安全性の向上に期待を寄せている。

同ICからの普通車通行料金は浦和本線ICまで2490円、太田桐生ICまで1280円となる。

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