防災拠点自動車駐車場」追加指定 国交省 新たに道の駅駐車場を12カ所を

国土交通省は7日、広域災害の応急対策拠点「防災拠点自動車駐車場」として、新たに「道の駅」12カ所の駐車場を追加指定すると発表した。全国の防災拠点自動車駐車場は、これで512カ所となる。災害発生時には、防災拠点としての利用以外を禁止・制限できるほか、被災者支援などに活用できるよう施設の占用基準を緩和できる。

国交省は21年9月に施行された改正道路法に基づき、国土交通大臣が指定する防災拠点自動車駐車場制度を創設した。地域防災計画などに位置付けられている「道の駅」や高速道路のSA・PAを対象とする。

今回指定されたのはすべて「道の駅」で、北海道の「なないろ・ななえ」「ライスランドふかがわ」「しらたき」の3カ所など12件。これを加え、現在「道の駅」366カ所、SA・PA146カ所の防災拠点自動車駐車場が指定されている。自然災害が多発、頻発化する中、「道の駅」と高速道路のSA・PAの防災拠点化は着々と進む。

■防災拠点自動車駐車場・表

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