高速道路調査会は「令和6年度講演会」を7月18日に、「令和6年度研究発表会」を翌19日に、東京・永田町の星陵会館ホールで開催することに伴い、広く一般から参加者を募集している。定員は各日150人。参加費無料。なお来場できない人に向け30日~8月19日まで、オンデマンド配信を行う。
講演会は、高速道路に関する最新の話題や動向を広く一般に周知することを目的に開催。今回のテーマは「高速道路6社の最近の取り組み」とし次の6氏が講演する予定。
▽東日本経営企画本部経営企画部計画調整課課長・辻功太氏▽首都高速経営企画部経営戦略課課長・江水淳氏▽西日本経営企画本部経営企画部企画担当課長・松本崇氏▽阪神高速経営企画部経営企画課課長・上田勝久氏▽本四高速企画部企画課課長・小河正次氏▽中日本経営企画本部経営企画部経営企画課課長・杉井淳一氏。
研究発表会は、高速道路調査会が実施している調査研究活動の成果や助成対象の研究を公表し、普及・活用の促進を図ることを目的に開催。発表内容、講師は次の通り。
▽「高速道路長距離運転ドライバーの休憩行動を考慮したSA/PA整備に関する研究」東京都立大学都市環境学部都市基盤環境学域助教・柳原正実氏▽「膨潤性地山に掘削したトンネルの時間遅れ変状メカニズムと長期安定性評価方法に関する研究」横浜国立大学大学院都市イノベーション研究院准教授・崔瑛氏▽「凍結防止剤による腐食劣化が進行したPC箱桁橋の安全性評価に関する研究」金沢工業大学工学部環境土木工学科教授・田中泰司氏
▽「道路斜面の地下水分布を見える化できるloT地盤変状検知センサーの開発」長崎大学大学院工学研究科教授・大嶺聖氏▽「舗装ひび割れからの雨水浸透と下層路盤の浸食に関する研究」山口大学大学院創成科学研究科教授・中島伸一郎氏▽「諸外国におけるAETおよび走行距離課金の導入状況に関する調査研究(その3)」高速道路調査会研究第一部部長代理・狩野禎久氏
▽「高速道路における大型車長時間駐車対策に関する調査研究」高速道路調査会研究第二部担当部長・市岡隆興氏▽「第65回海外道路調査団報告」ネクスコ・エンジニアリング東北交通環境部交通技術課係長・高橋基夫氏。
申し込みは高速道路調査会のHPから。講演会の講師含め、詳細については調査会事業部共創事業課まで。