新潟県 磐越道の全線4車線化要望 予算確保と国土強靱化の推進も

[caption id="attachment_15257" align="alignleft" width="300"] 財務省で進藤政務官に要望書を手交する花角知事[/caption]

花角英世新潟県知事は8月28日、財務省と国土交通省を訪れ、2025年度道路関係予算の総額確保と国土強靱化の推進とともに、磐越自動車道の全線4車線化を要望した。

花角新潟県知事は財務省で進藤金日子大臣政務官、国土交通省で吉岡幹夫事務次官と面談。磐越道の暫定2車線区間を4車線化する優先整備区間で残る1区間、津川IC~三川IC間(延長約5㌔)の新規事業化と、安田IC~新潟中央IC間の4車線化優先整備区間の指定等を盛り込んだ要望書を手交した。

花角新潟県知事は、「磐越道は暫定2車線区間が存在し、交通事故や大雪等により通行止めが発生している。さらに、並行する国道49号の一部では災害等による通行止めが発生する区間が残るなど、県境を繋ぐネットワークの信頼性に課題がある。災害時も確実に機能する磐越道の全線4車線化は不可欠」と訴えた。

これに対し、進藤政務官は「暫定2車線区間は、広い意味でミッシングリンクのようなもの。国土強靱化の対策の中で、しっかり取り組んでいきたい」と応じ、要望主旨に理解を示した。

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