[caption id="attachment_15349" align="alignleft" width="300"] 花角新潟県知事が要望書を由木社長に手交[/caption]
花角英世新潟県知事は11日、NEXCO東日本へ磐越自動車道の全線4車線化を求める要望活動を実施した。
東京・霞が関の同社本社を訪れた花角新潟県知事は由木文彦代表取締役社長CEOと面談。4車線化優先整備区間で残る1区間、津川IC~三川IC間の早期の新規事業化を求めたほか、安田IC~新潟中央IC間の優先整備区間の指定等を盛り込んだ要望書を由木社長に手交した。
花角新潟県知事は「磐越道は、国土縦貫軸を繋ぐ横断軸として重要な路線。首都直下型地震や南海トラフ地震など太平洋側における災害時の支援ルートとなることから、太平洋側のバックアップ機能を有する」と、日本海側と太平洋側の国土軸を繋ぎ、災害時の広域支援ルートとして磐越道の担う役割を説明。早期の全線4車線化を要望した。
由木社長は「事業中箇所は可能な限り早期に進めたい。残る1区間、津川IC~三川ICの早期事業化の重要性は当社も認識している」と応じ、「国ともしっかり連携して取り組む」と強調。事業の推進に決意を示した。