[caption id="attachment_2346" align="alignleft" width="300" caption="国、東日本との意見交換も行われた"][/caption]
圏央道埼玉県区間の市町で構成される首都圏中央連絡道路建設促進期成同盟会(会長=田中喧二久喜市長)は8月26日、東京・平河町の都道府県会館で15年度通常総会を開催。残る県内区間、桶川北本~白岡菖蒲間の早期完成と久喜白岡以東区間の早期4車線化を求める要望書案を満場一致で採択した。
冒頭、田中会長が「圏央道がつながることによって、首都圏の車の流れが徐々に変わってきた。沿線では産業集積が進み、雇用拡大など大きなストック効果を生み出している」と挨拶。「全線開通まであと一歩まで来ている。4車線化の促進と合わせ、整備予算の確保に努めたい」と決意を語った。
総会では採択された要望書に基づいて、会場内で関東地方整備局北首都国道事務所、大宮国道事務所、NEXCO東日本さいたま工事事務所との意見交換会が行われ、田中会長は「関越道と東北道がつながる効果は極めて大きい」として、県内区間の早期完成を訴えた。