[caption id="attachment_2399" align="alignleft" width="300" caption="総会決議を満場一致で採択"][/caption]
高知県の13市町村で構成する高知東部自動車道整備促進期成同盟会(会長=横山幾夫安芸市長)はこのほど、高知県の田野町ふれあいセンターで、15年度総会を開催。高知県東部に必要不可欠な高知東部・阿南安芸自動車道の整備が、着実に推進されるための総会決議を満場一致で採択した。
総会には、同同盟会会長の横山安芸市長をはじめ、一般国道55号・阿南安芸自動車道整備促進期成同盟会会長の安岡雅徳田野町長、国道493号線整備促進期成同盟会会長の上村誠北川村長ら約38人が出席。
横山会長は「高速道路はつながってこそ、効果が発揮されるものであり、県東部の将来発展にも欠かせない道路。高知東部自動車道の早期完成と、道路整備の財源確保のためにも、さらなる熱意をもって、関係各位に働きかけていく」と述べた。
高知東部自動車道整備促進期成同盟会は▽道路整備に必要な予算について、復興予算とは別枠で確保するとともに、16年度において公共関係事業費の充分な予算の確実な確保▽現在整備中の高知~高知南、なんこく南~香南のいち、芸西西~安芸西の早期完成など3項目を含む決議を採択。
また、4つの同盟会で構成する四国8の字ネットワーク整備促進四国東南部連盟は▽阿南安芸自動車道(奈半利~安芸、桑野道路、福井道路等)、四国横断自動車道(阿南~徳島東)の早期完成▽事業化に向けた調査に着手した阿南安芸自動車道の牟岐~野根、野根~安倉、奈半利~安芸の計画段階評価を進め、早期事業化を図ること、美波~牟岐間の計画段階評価に早期着手することなど5項目の骨子を含む共同決議を採択した。