[caption id="attachment_2658" align="alignleft" width="300" caption="テープカットの後、車両44台による通り初め"][/caption]
北海道横断自動車道網走線の通称「十勝オホーツク自動車道」(足寄~北見間)のうち、訓子府IC~北見西IC間(延長12㌔)が8日午後3時に開通した。
訓子府町公民館で開催された記念式典には、北海道の辻泰弘副知事、菊池一春訓子府町長、辻直孝北見市長ら沿線首長、国会議員や道議会議員など関係者約180人が出席。知事の代理で出席した辻副知事は「オホーツク管内と道内・十勝方面とのアクセスが一層向上し、地域間交流の活性化とともに、東北海道地域を巡る観光客の増加が期待される。また、地場産品を全道、全国に、より短時間で供給が可能になるなど、地域経済の活性化に大きく寄与する」と挨拶を代読した。
その後、出席者らは訓子府ICに移動。小雪の舞う中、開通式ではテープカットが行われ、パトカーを含む車両44台が通り初めを行った。また、開通式に先立ち、北見、訓子府などの住民約350人によるウォーキングイベントも行われた。
今回の開通区間は、06年度に工事着手、暫定2車線、通行無料。足寄IC~訓子府IC間(約79㌔)の総事業費は約1072億円。