未事業化区間の事業化求め大会 四国8の字ネットワーク整備促進四国東南部連盟

[caption id="attachment_2799" align="alignleft" width="300" caption="道路予算の確保などを求める決議を満場一致で承認"][/caption]

高知、徳島両県の全21市町村で構成する四国8の字ネットワーク整備促進四国東南部連盟(会長=横山幾夫安芸市長)はこのほど、高知県安芸市のホテルで、「道路整備の充実を求める四国東南部大会」を開催した。

高知、徳島両県の市町村関係者ら約120人が参集し、四国8の字ネットワークをはじめとする「命の道」の早期整備に必要な道路予算の確保などを求める決議を満場一致で承認した。

会長の横山市長は、高知南国道路・高知南~なんこく南間の開通など、四国8の字ネットワークの整備推進とともに四国東南部にも徐々にストック効果が発揮されていることに触れ、「今後の課題は、数多く残っている未事業化区間の事業化だ。道路は繋がってこそ、最大効果が発揮される。引き続き、事業化区間が延伸されるよう、積極的な活動をしていく」と述べた。続いて、国土交通省四国地方整備局の横地和彦道路調査官が「道路行政に関する最近の話題」をテーマに講演し、道路予算や四国の整備状況などを説明した。

この後、高知東部道(高知~香南のいち、芸西西~安芸西)、阿南安芸道(北川道路2‐2工区、桑野道路、福井道路)、四国横断道(阿南~徳島東)の早期完成を図ることや、国道55号、493号の事前防災、減災対策の推進や整備を図ることなどを骨子とする大会決議を採択した。

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