[caption id="attachment_2829" align="alignleft" width="300" caption="要望書を手交する福田栃木県知事"][/caption]
栃木県東北縦貫道拡幅整備促進期成同盟会と栃木県スマートIC・追加IC整備促進協議会は10日、国土交通省、NEXCO東日本への要望活動を実施。渋滞が著しい東北道・宇都宮IC以北の6車線化と、県内スマートICの整備促進を訴えた。
2団体の会長を務める福田富一栃木県知事は岡部正英佐野市長、遠藤忠矢板市長らとともに、国交省の徳山日出男事務次官と面談。福田知事は、県が進める『とちぎのまち・ひと・しごと創生』の実現のため「高速道路のストック効果を最大限活用することが求められ、東北道の6車線化やスマートICの整備による機能強化が必要不可欠」と指摘した。
その上で、福田知事は渋滞対策として宇都宮IC以北の6車線化計画の早期策定と上河内SA付近、矢板北PA付近における付加車線設置、スマートIC要望として(仮称)大谷スマートICの整備促進と、準備段階調査箇所の都賀西方PA・矢板北PAの新規事業化、地元機運が高まる壬生PA・出流原PA・下野地区・足利地区のスマート実現を求めた。
徳山事務次官は「人口減少社会の中でも経済を活性化し、地域の活力を維持することは十分可能。そのためには高速道路整備が重要な役割を果たす」と応じ、要望に対し理解を示した。