[caption id="attachment_3249" align="alignleft" width="300" caption="テープカットとくす玉割りで開通を祝う"][/caption]
地域高規格道路・美作岡山道路(延長36㌔)のうち、勝央IC(岡山県勝田郡勝央町黒土)~勝央JCT(美作市上相)間(延長1.1㌔)が3月27日午後3時に供用を開始した。この開通で、美作岡山道路が中国縦貫自動車道と接続し、沿線地域の振興、活性化とともに周辺道路の渋滞緩和が期待される。
同日午前10時から、同町の勝央文化ホールで開通記念式典が開催され、伊原木隆太岡山県知事をはじめ、萩原誠司美作市長、水嶋淳治勝央町長など関係者約120人が出席。伊原木知事は「今回の開通区間は、1㌔程度の僅かな区間ではあるが、美作岡山道路がついに高速道路と直結した。勝央中核工業団地や湯郷温泉をはじめ、沿線地域の振興や活性化に大きな効果がある」と期待を述べた。
式典後、開通区間の勝央料金所付近で行われた祝賀行事では、伊原木知事らがテープカットとくす玉割りを行い、約40台の車両が通り初めをして開通を祝った。
今回の開通区間は、2007年度に事業着手。勝央JCTはNEXCO西日本が整備。総事業費は約40億円。美作岡山道路の開通区間は11・5㌔となった。