[caption id="attachment_3632" align="alignleft" width="300" caption="「岡山米子線(蒜山IC~米子IC)完全4車線化に向け全力」と野坂会長"][/caption]
中国横断自動車道岡山米子線(蒜山IC~米子IC)4車線化促進期成同盟会(会長=野坂康夫米子市長)は秋頃にも東京で総決起大会を開き、早期の完全4車線化を国等に訴えていくことにしている。
6月1日、米子市内で同期成同盟会の総会が行われ、冒頭、野坂会長が「早期4車線化実現の機運が高まっている。岡山県側の期成会と連携をとりながら、早期実現に力を尽くしたい」と挨拶。議案審議では、国に現状や地元の熱意を伝えるため、総決起大会を東京で開催するほか、国や地元選出国会議員への要望活動を積極的に展開していく等とする事業計画案を満場一致で承認した。
高速道路の暫定2車線区間の4車線化については、昨年、国土交通省は国幹会議の議を経ず機動的に進めるため、高速自動車国道法施行令を一部改正。今年3月には一定のサービスレベル確保のために対策が必要な箇所について付加車線を設置していく方針が示された。
その前段として先月、付加車線設置の検証路線として、岡山米子線(蒜山IC~米子IC)を含む5区間が選定された。
今後、同期成同盟会では完全4車線化を目指し、要望活動を強化していくとともに、関係機関等と連携しながら利用促進に向けたPR活動も拡充していく方針でいる。