[caption id="attachment_4123" align="alignleft" width="300" caption="促進大会で決意を述べる黒岩神奈川県知事"][/caption]
新東名高速道路建設促進協議会(会長=黒岩祐治神奈川県知事)は13日、都内で16年度促進大会を開催。現在事業中の海老名市~御殿場市間を早期に開通し、一日も早い新東名の全線開通を訴えた。
冒頭、主催者を代表して挨拶に立った黒岩会長は「我が国の生産性を向上し、競争力を高めるためには、国内製造品出荷額の約4分の1を占める神奈川県・静岡県・愛知県の連携を更に強化することが不可欠。20年の東京五輪開催を契機に、一層の経済の好循環を実現するためにも新東名の整備促進が重要だ」と指摘。「新東名は日本経済の成長エンジン。今後、圏央道と繋がれば、その効果は更に加速する」として、早期全線開通に向け尽力していく決意を述べた。
続いて、塩谷立衆院議員ほか地元選出国会議員からエールが送られたほか、NEXCO中日本の宮池克人社長、野口英正技術・建設本部建設企画部部長が新東名の建設現況を報告。意見発表では、秦野市の古谷義幸市長をはじめ、沿線事業者・団体を代表して遠州鉄道、奥三河観光協会から、新東名を基軸とした地域活性化の取り組みが報告された。
最後に小林常良厚木市長が大会決議案を朗読。①海老名市~御殿場市間の早期開通を図ること。特に海老名市~厚木市間については来年度中に確実に開通させること②海老名市以東について早期に計画の具体化を図ること――等を骨子とする決議案を満場一致で採択した。