[caption id="attachment_4346" align="alignleft" width="300" caption="石井国交相に要望書を手交する尾﨑高知県知事ら要望団"][/caption]
四国4県や経済団体などでつくる「四国8の字ネットワーク整備・利用促進を考える会」は11月7日、国土交通省、財務省への要望活動を実施。南海トラフ地震発生の切迫度が高まる中、「命の道」となる四国横断自動車道など「四国8の字ネットワーク」の早期完成と暫定2車線区間の4車線化、17年度政府予算での所要額の確保等を求めた。
尾﨑正直高知県知事、飯泉嘉門徳島県知事、中村時広愛媛県知事、千葉昭四国経済連合会会長ら要望団は国交省、財務省を訪れ、尾﨑高知県知事から石井啓一国交相、三木亨財務大臣政務官へ提言書が手交された。
要望では、尾﨑高知県知事は「地震による揺れや大津波により各地が寸断されることが予想され、津波による大きな被害が想定されているところにミッシングリンクが集中している」と指摘。「安全性の高い高規格幹線道路は正に命の道」と訴えた。
これに対して、石井国交相は「未事業化区間の事業化について検討していく」、三木政務官は「皆さんと協力して進めていく」と理解を示した。