[caption id="attachment_4348" align="alignleft" width="300" caption="石井国交相に強く訴えかける横山安芸市長ら要望団"][/caption]
四国東南部の4つの道路整備促進期成同盟会で構成された「四国8の字ネットワーク整備促進四国東南部連盟」(会長=横山幾夫安芸市長)は11月29日、国土交通省や財務省、県選出国会議員を訪れ、要望活動を行った。
横山会長を筆頭に徳島、高知両県の首長・議長ら23人は、石井啓一国土交通大臣と面談し、四国8の字ネットワークのミッシングリンク解消をはじめ、道路整備に必要となる予算について、道路関係予算の全体枠を確保するとともに、17年度道路関係予算の満額確保を要望。
同盟会に対し、石井国交相は、15年度から計画段階評価を進めるための調査に着手している阿南安芸自動車道・奈半利~安芸について、計画段階評価入りを明言した。
奈半利(高知県安芸郡奈半利町)~安芸(安芸市)間は、安芸道路の東端~北川奈半利道路の西端を結ぶ区間。
高知東部自動車道の高知JCT~高知南、高知龍馬空港~香南のいち、芸西西~安芸西、阿南安芸自動車道の安芸道路、北川道路(2‐2工区)、桑野道路、福井道路、四国横断自動車道の阿南~徳島東、徳島東~徳島JCTの早期完成など5項目を含む要望書を手交した。
四国地方整備局は13日、高松サンポート合同庁舎で、奈半利~安芸間の事業の必要性を検証するなど、計画段階評価を審議するため、社会資本整備審議会道路分科会16年度第2回四国地方小委員会を開催。これにより、新規事業化に向けた手続きが一歩前進する。