阪神高速・大和川線 三宝JCT~鉄砲出入口間1.4㌔ 1月28日開通へ

阪神高速道路が整備を進めてきた阪神高速・大和川線(約9・7㌔)のうち、三宝JCT(大阪府堺市堺区築港八幡町)~鉄砲出入口(同市同区南島町)間の1・4㌔が、28日午後2時に開通する。この開通で、「大阪都市再生環状道路」の一翼を担う大和川線の一部区間が完成する。

大阪都市再生環状道路は、大阪都心部の慢性的な交通渋滞や沿道の環境悪化を改善するために計画され、その一部を形成するのが、大阪都心南部を東西に結ぶ新ルート・大和川線だ。

今回開通する区間の車線数は、本線部は片側2車線、出入口は1車線。規制速度は60㌔/時。三宝JCTの接続道路は、大阪府道高速湾岸線(4号湾岸線)、三宝出入口は築港天美線、鉄砲出入口は一般国道26号。

今回の開通により、これまで三宝出入口を利用していた大阪市内・神戸方面や関西空港方面へのアクセスが、鉄砲出入口からも可能になり、堺市北部地域の東西方向の周辺街路の交通分散が期待される。

さらに、大和川線が全線開通すると、周辺の一般道路の渋滞緩和につながり、環境改善に寄与するばかりでなく、大阪都心部の慢性的な交通渋滞の緩和にも大きな効果が期待される。

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