京都初の新名神 城陽JCT~八幡京田辺JCT間 4月30日に開通へ 第二京阪道路と京奈和道が直結

NEXCO西日本は3月17日、新名神高速道路の城陽JCT・IC~八幡京田辺JCT・IC間(延長3・5㌔)を今月30日15時に開通すると発表した。京都での新名神開通はこれが初となる。

これにより、同区間を介して第二京阪道路と京奈和自動車道が直結。南北に長い京都府南端の京奈和自動車道・木津ICから北端の山陰近畿自動車道・京丹後大宮ICまでの約140㌔が高速道路で結ばれることになる。京都府の南北高速道路軸が形成され、物流の効率化が図られるほか、地域産業の活性化や救急搬送時間の短縮など高い効果が期待されている。

新名神は、名古屋市を基点として愛知、三重、滋賀、京都、大阪、兵庫の各府県を結び神戸市に至る延長約174㌔の高速自動車国道。NEXCO西日本では既に開通している甲賀土山IC~草津IC間約30㌔を管理しており、現在、大津JCT~神戸JCT間約80㌔の整備を進めている。

今回の開通に合わせ、分かりやすい道案内の実現に向け、京都府域で初めてとなる高速道路ナンバリング標識が設置される。訪日外国人をはじめ、多くの観光客等で賑わう地域の道案内として活躍することになる。

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