[caption id="attachment_5115" align="alignleft" width="300" caption="建設用地内で開催された着工式「鍬入れ」"][/caption]
秋田県横手市とNEXCO東日本東北支社横手管理事務所は10日、秋田自動車道に新設する「横手北スマートIC」の着工式を、秋田県横手市猪岡字水越地内の建設用地内で開催した。
横手北スマートICは、横手IC~大曲IC間(延長20・9㌔)の横手ICから6・5㌔、大曲ICから14・4㌔に設置され、市道横手北スマートインター線に連結。一旦停止型フルインター形式で、24時間利用可能。工期は19年3月26日まで。18年度内の完成を目指す。総事業費は約33億円。
着工式には、髙橋大横手市長、NEXCO東日本の小林直紀横手管理事務所長ら関係者と地元住民約58人が出席。髙橋市長は「18年度の供用開始を目指し、安全に建設工事が施工され、地域の発展に大きな役割を果たす横手北スマートICの完成を心待ちにしている」と挨拶。続いて小林所長が工事計画を説明し、関係者らは工事の安全を願って鍬入れを行った。
横手北スマートICの設置により、周辺地域からの高速道路へのアクセスが向上するとともに、横手卸センターと農業関連施設、第三次救急医療施設が近接していることから、産業支援と救急医療支援の強化が期待できる。