一層の道路整備を求め石井国交相へ提言書 中部国道協会が大要望

[caption id="attachment_5348" align="alignleft" width="300" caption="石井国交相へ提言書を手交する「中部国道協会」の要望団"][/caption]

三重・長野・愛知・岐阜・静岡の各国道団体で構成する「中部国道協会」は2日、石井啓一国土交通大臣を訪ね、ものづくり産業の基地であり世界との交流の要所でもある中部ブロックへの一層の道路整備を求める提言書を手交した。

会長の前葉泰幸三重県津市長を筆頭に、副会長である白鳥孝長野県伊那市長、副会長代理の久野時男愛知県飛島村長、同青山節児岐阜県中津川市長、同豊岡武士静岡県三島市長が参加。

前葉会長が冒頭、「国会議員の先生方6人にもご同行頂き、協会始まって以来の大要望となっております」と挨拶すると、石井大臣も「(要望内容が)刷り込まれつつあります」と笑顔で応答し、何度も足を運んでいる要望団を労った。

要望では、北勢バイパスや中勢バイパスといった伊勢湾沿岸の直轄国道、名古屋環状2号線、東海環状道西回り区間、伊豆縦貫道等の整備促進等を強調。東回りの開通で約3・6万人の雇用が創出された東海環状道、東駿河湾環状道路の開通で伊豆地域北部の観光来訪者数が約1・6倍に増加している伊豆縦貫道などのストック効果を紹介した。

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