中央道「小黒川スマートIC」9月30日伊那で盛大に開通式

[caption id="attachment_5681" align="alignleft" width="300" caption="テープカットやくす玉を割り開通を祝った(提供:NEXCO中日本)"][/caption]

長野県伊那市とNEXCO中日本が整備を進めていた中央自動車道の「小黒川スマートIC」は9月30日に開通し、現地で開通式が開催された。

開通式には、白鳥孝伊那市長、NEXCO中日本の近藤清久名古屋支社長、国土交通省など関係者約70人が出席し、テープカットやくす玉を割るなどして開通を祝った。白鳥市長は「伊那ICに集中する観光交通の分散を図ることによる、市街地の渋滞緩和や観光施設へのアクセス時間の短縮が図られ、観光振興の促進及び利便性の向上から観光客が増加して地域がさらに発展していくものと確信している」と挨拶した。

小黒川スマートICは、昨年8月に着工。当初段階の全体事業費は約14・8億円。中央自動車道・伊那IC~駒ケ根IC(延長15・1㌔)間の伊那ICから2・9㌔、駒ケ根ICから12・2㌔の小黒川PAに設置。フルインター形式で東京方面、名古屋方面とも出入可能。車長12メートル以下の全車両が24時間利用できる。

同スマートIC周辺は伊那市の広域防災拠点と位置付けられ、大規模災害時には中央道を緊急輸送路にすることで、迅速な人命救助、生活支援などが期待されるほか、利便性向上による企業誘致の促進・雇用創出、観光振興の促進が期待される。

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