[caption id="attachment_6025" align="alignleft" width="300" caption="約6倍の大きさになった大型ディスプレイの前で点灯式"][/caption]
NEXCO東日本東北支社は、東北地方の高速道路1371・7㌔を集中管理する「道路管制センター」を昨年12月19日、新たにリニューアルオープンし、運用を開始した。東日本大震災の経験を踏まえ、関東支社の道路管制センターと同一システムを配置することで、災害発生時には運用切り替えにより、相互にバックアップしあえる体制が整った。
東北支社ではこれに先立つ12月7日、新センターで完成記念式典を開催。高さ4・1㍍×幅14・8㍍と約6倍の大きさになった大型ディスプレイに、松﨑薫執行役員東北支社長や国土交通省東北地方整備局の阿部悟道路部長らが点灯するセレモニーが行われた。
大型ディスプレイは、これまで表示できなかった「巡回車両・雪氷車両の位置」、「事故等事象発生の位置」などの詳細位置を画像として表示することが可能になり、大人数で情報を共有、より迅速かつ的確に対応することが可能になった。雪氷車両のGPSによる位置情報と、管制センターシステムを連携し、情報板への作業中情報表示が自動化され、よりスピーディに高速道路利用者に情報提供ができる。
松﨑支社長は「道路管制センターで行う管制業務は縁の下の力持ち的存在。今後も東北地方の発展と暮らしの向上を支えるため、しっかりと業務運営を行い、安心・安全・快適・便利な高速道路空間を提供していく」と挨拶した。