東海環状道・北勢~県境間 「早期整備へ財源の確保を」鈴木三重県知事、国交省・財務省への要望

[caption id="attachment_6203" align="alignleft" width="300" caption="福田財務事務次官に整備促進を要望する鈴木三重県知事"][/caption]

三重県の鈴木英敬知事は9日、国土交通省の森昌文技監、石川雄一道路局長、財務省の福田淳一事務次官と面談し、東海環状自動車道の整備促進を要望した。

鈴木知事は、昨年12月に財政投融資の活用により、大安ICから北勢IC間の24年度開通見通しが示されたことについて、「沿線企業の投資見通しが立てやすくなった」と感謝を述べたうえで、「一日も早い開通を」と要望した。

また、北勢ICから県境間の開通見通しが示されていないことに触れ、中京圏の高速道路ネットワークを賢く使う取組を進めるためには、東海環状の早期整備が必要と説明し、中京圏の料金体系の早期見直しを求めたうえで、整備のスピードアップのために財源確保が必要と要望した。

石川局長は大安ICから北勢IC間の開通予定について「早く料金収入を得るためにもできるだけ早く開通させたい」と述べ、森技監は料金体系について「名古屋環状2号線が供用間近となり、見直さないといけないタイミングに来ている」と述べた。

また、財務省の福田事務次官は「料金体系の見直しについては地域で話が出ているようなので、スムーズにいくように対応していく」と応えた。

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