NEXCO西日本四国支社は3月28日、18年度内の完成を目指し4車線化事業を進めている高松自動車道全長51・8㌔のうち、津田寒川IC(香川県さぬき市)~高松東IC(同県木田郡)間(延長約6・7㌔)を25日午後3時から、4車線(上下各2車線)での通行が可能になると発表した。
今回4車線化されるのは、さぬき三木IC付近の約4・1㌔と志度IC~津田寒川IC手前までの約2・6㌔。両区間の間2・2㌔は追い越し車線のある区間として既に4車線化されており、両区間と合わせて8・9㌔が4車線となる。
高松自動車道の年平均交通量は約17600台/日(17年実績)、GWや夏休みなどの交通混雑期の日平均交通量は約22300台/日となっており、交通集中による渋滞が発生している。開通区間には、年に5回~10数回渋滞が発生する志度トンネルが含まれており、4車線なることで、この渋滞が解消され、定時性の確保や安全性も向上する。
今回の区間から西側の高松自動車道は4車線化されており、川之江ICを経て松山自動車道・松山ICまでと、高知自動車道・高知ICまで4車線でつながることになる。
なお、同社は引き続き4車線化工事を進めていくため、高速道路を利用する際は、同社「高松道4車線化専用ウェブサイト」で交通情報を確認し、安全運転を呼びかけている。