NPO道路の安全性協議会、全高速共催の講演会「国土強靭化のための取り組み」が3月13日、東京・平河町の都道府県会館で行われ、今後想定される大規模災害への対応が急がれる中、高速道路の耐震補強や危機管理に向けた技術情報の収集を目的に約120人の聴講者を集めた。
講演会で講師を務めたのは、佐藤和徳日本大学工学研究所教授(元国土交通省東北地方整備局)とNEXCO中日本の寺田典生本社技術・建設本部専門主幹(橋梁担当)、河合朝仁COO付防災担当部長の3氏。復興道路等における品質・耐久性確保の取り組みや熊本地震を踏まえ高速道路橋の耐震補強等について最新の知見が示された。