中日本エクシス 第7回メニューコンテスト開催

 中日本エクシスは7回目となる「メニューコンテスト」の本選を12月16日に東京・代々木の服部栄養専門学校で開催した。今回のテーマは「地域の食材を使用した“ほかほか”贅沢メニュー」。当日は、東京、静岡、名古屋、八王子、金沢地区の予選に参加した中日本エリアのレストラン38店舗から、試食審査を勝ち抜いた12店舗が本選会に出場。地域の選りすぐり食材を使った定食メニューで競いあった。

 審査員は、学校法人服部学園理事長・服部幸應氏、フードジャーナリスト・中村壽美子氏、料理研究家・藤井恵氏、中日本エクシス代表取締役社長・勝美雄次氏、食生活ジャーナリストで中日本エクシスCS・広報推進室主幹の加藤貞仁氏。

 出場エリアは2班に分かれ、持ち時間45分で調理を行う。新鮮な野菜や肉、魚が手際よく調理されて行く様子を、審査員らは質問をしたりメモを取りながら見学。その後の試食審査では、見た目の美しさなども視野に入れ、味・品質・価格・独創性・こだわりの観点から出品メニューを比較した。

栄えある最優秀賞に輝いたのは、黒塗りの三段重に海の幸、山の幸、握り寿司が納められた美しい装いで味とともに高評価となった北陸道・有磯海SA(下)ホテルニューオータニ高岡の「とやまのおもてなし“ハレの日の三重奏”」(税込2000円)。昨年からの連覇となった。表彰状を贈られた畑謙太郎料理長は、「この3~4か月間、たいへんな日々を過ごしたが年末にこのような素晴らしい賞を戴き、頭が真っ白になっている。来年は、3連覇を目指して頑張りたい」と抱負を語った。

コンテストを開催した中日本エクシスの勝美社長は参加者に、「テーマに沿ってしっかりやってもらった。寒波の中、震える思いでエリアを訪ねた方々に、ほっとくつろいで貰えれば嬉しい。参加した皆さんには自信をもって、現場に戻って頂きたい」と激励した。

 審査員特別賞には東名・EXPASA海老名(上)Wakiya「医食同源ヘルシー御膳」(1480円)、東海北陸道・関SA(上)KRフードサービス「旅籠癒楽膳」(1900円)、北陸道・有磯海SA(上)ジェック経営コンサルタント「有磯海紀行~富山の恵みの奏~」(1880円)の3品が選ばれた。

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