政府は15日の臨時閣議で、18年度第1次補正予算案をまとめた。相次ぐ自然災害からの復旧・復興費を柱とする総額9356億円を計上。24日召集の臨時国会に提出されるが、「平成30年7月豪雨」発生から3カ月以上経過していることから、早期成立、執行が求められている。
このうち、国交省関係の補正予算の国費総額は3395億円。内訳は「7月豪雨への対応」2066億円、「北海道肝振東部地震への対応」767億円、「その他の災害への対応」561億円。「7月豪雨への対応」では、被害を受けたNEXCO西日本等が管理する高知道、山陽道等の災害復旧事業を実施するため、有料道路災害復旧事業費98億1百万円が計上された。