国交省 2月21日から圏央道で 高速バス乗換え社会実験

国土交通省は、圏央道を活用した高速バス乗り換え社会実験を行う。高速道路のSAを活用した乗り換えサービスの普及を促進するため、関越道・高坂SAにおいて、長野と成田空港間の高速バス利用をバスタ新宿経由から圏央道に乗り換えるコースで、2月21日から約1カ月間実施する。

対象バス路線は長野➜新宿便のアルピコ交通、京王電鉄バスの7便で、高坂SAで関越交通、千葉交通の前橋➜成田空港便に乗り換えるというもの。長野から高速バスに乗った利用者は、乗り換えのため高坂SAで下車。SA内の施設でトイレ休憩を取ったり、食事をすることも可能で、その後成田空港行のバスに乗車し、同空港に向かう。

利用者は乗り換えに際して、ETC2・0を活用したバスロケーションシステムにより、SA内に設置したデジタルサイネージや専用アプリから逐次乗り換え便の接近状況が確認できる。社会実験のバスの利用は「高速バス乗り換え社会実験特設サイト」により21日から予約を受け付けている。料金は6000円。

長野➜成田空港間の移動時間は、圏央道経由ルートを利用することで、都心のバスタ新宿経由と比較して、平均30分程度の時間短縮が見込まれている。

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