スマートIC続々オープン 3月24日 九州道「北熊本スマートIC」開通 交通の利便性が向上 物流面・観光面でも効果

[caption id="attachment_7948" align="alignleft" width="300" caption="山東こども園の児童たちと鋏入れ式"][/caption]

熊本市と合志市、NEXCO西日本九州支社が整備を進めてきた九州自動車道・北熊本スマートICが24日午後3時に開通した。

熊本市植木文化センターで開かれた開通祝賀式には、大西一史熊本市長と荒木義行合志市長、前川秀和NEXCO西日本代表取締役副社長執行役員、廣畑浩司執行役員九州支社長をはじめとする関係者約200人が参加した。

式典で大西市長が「この開通で交通の利便性が飛躍的に向上し、物流面や観光面で大きな効果が期待できる」と挨拶。続いて荒木市長が「合志市エリアは熊本・阿蘇地域を結ぶ沿線上に位置し、熊本県の新たな拠点として発展可能性のある地域。地域の発展のためスマートICのもたらす効果を最大限に活用できるよう鋭意努める」と意気込みを示した。

前川副社長は、「高速道路へのアクセスが向上し、企業活動に弾みがつくとともに、救急医療活動の円滑化・迅速化に期待」と挨拶した。その後場所を北熊本スマートIC付近本線上り線ランプに移して快晴の下、鋏入れ式が執り行われた。

北熊本スマートICは、植木ICから4・7㌔、熊本ICから9・2㌔に位置。24時間、全方向利用可能なETC車載器を搭載した全車種対象。総事業費約38・9億円。

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