[caption id="attachment_7950" align="alignleft" width="300" caption="安全祈願・テープカットで開通を祝う"][/caption]
千葉県大網白里市とNEXCO東日本関東支社が整備を進めていた首都圏中央連絡自動車道の大網白里スマートICが24日午後3時に開通した。この開通により、都心から九十九里浜への観光客の増加や産業集積を進めるなど、大網白里市の活性化や、同市中心市街地から救急医療施設までの搬送時間が短縮され、迅速な救急医療活動などが期待される。
開通に先立って大網白里市保健文化センターで行われた開通式には、金坂昌典大網白里市長や、NEXCO東日本の髙橋知道関東支社長、来賓の県選出国会議員など関係者約70人が出席。主催の金坂市長は「スマートICの持つポテンシャルを最大限に発揮できるよう市内産業の活性化、観光拠点の整備、移住定住の促進等、市の様々な施策と結びつけることにより、住みたい住み続けたい街づくりを目指していく」と挨拶した。髙橋支社長は「13年4月の圏央道・大栄JCT~木更津JCT間の開通以降、沿線地域における産業活動の活性化、観光振興、救急医朗搬送などの効果が発揮されてきた。今回の開通で、一層その機能が強化されることになる」と述べた。
関係者らは、大網白里スマートIC入口付近に移動し、安全祈願やテープカットをして開通を祝った。
大網白里スマートICは、圏央道の茂原北IC~東金JCT間の本線に接続した、24時間運用で全方向利用可能な一旦停止型のフルIC形式となっている。対象車種は、ETC車載器を搭載した全車種。