[caption id="attachment_7953" align="alignleft" width="300" caption="法被を着た湯元市長が先着5台のドライバーに認定証と記念品を贈呈"][/caption]
鹿児島県姶良市、NEXCO西日本九州支社が建設を進めてきた九州自動車道の桜島スマートICの上り線出口と下り線入口が3月30日正午に開通した。スマートICの開通は県内初となる。
桜島スマートICは、九州道・加治木IC~姶良IC間(延長8・7㌔)に設置され、今回の開通で、姶良IC~桜島スマートIC間が2・5㌔になり、高速道路が使いやすくなる。ETC搭載の全車種が24時間利用可能。出入り方向は、鹿児島IC方面からの出口、鹿児島IC方面への入口。上り線入口(熊本・宮崎方面への入口)と、下り線出口(熊本、宮崎方面からの出口)は利用できない。
正午から一般供用が開始された下り線入口では、“姶良市”と記された黄色い法被を着た湯元敏浩姶良市長とNEXCO西日本九州支社の南泰夫熊本高速道路事務所長が立ち会い、先着5台のドライバーに、認定証と龍門司焼陶器などの記念品を贈呈。県内初のスマートICの開通をアピールした。
今回の開通により、渋滞する国道10号や、姶良IC周辺道路を回避することが可能となり、住宅地から高速道路ICへのアクセス向上が図られ、住宅人口の増加が期待される。
「異常気象時通行規制区間」などが存在し、災害リスクが高い国道10号~鹿児島市。桜島スマートICを利用することで、姶良IC利用時より約15分短縮する。