NEXCO東日本、中日本、西日本の高速3社はこのほど、高速道路の休憩施設で顕在化している駐車エリアの混雑緩和を図るため、18年度に約500台の駐車ますを拡充したと発表した。さらに19年度は、約1200台拡充する予定だ。
高速道路の休憩施設では、長時間駐車などにより、深夜帯を中心に大型車の駐車ます不足など、駐車エリアの混雑が顕在化している。NEXCO中日本が16年7月の平日に実施した調査では、東名高速道路・海老名SAの深夜帯において、大型車ます148台分のます数を超過していたとの調査結果が出ている。
このようなことから、駐車エリアの利用状況に応じ、普通車と大型車の両方が利用できる「兼用ます」の整備を進めるなどし、18年度は26カ所の休憩施設で、「兼用ます」を含め、普通車と大型車の駐車ますを約500台、19年度は34カ所の休憩施設で約1200台を拡充する予定で整備を進めていく。