徳島道4車線化の早期実現へ 飯泉徳島県知事ら予防断 財源確保、早期事業化を提言!

[caption id="attachment_8917" align="alignleft" width="300" caption="赤羽国交相に早期4車線化を訴え要望書を手交した"][/caption]

徳島県の飯泉嘉門知事は11月13日、徳島県議会徳島自動車道整備促進議員連盟(寺井正邇会長)、徳島自動車道4車線化促進期成同盟会(会長=藤井正助阿波市長)と3者合同で、赤羽一嘉国土交通大臣、藤川政人財務副大臣、自由民主党の岸田文雄政務調査会長と面談し、「徳島自動車道の早期4車線化」を訴えた。

飯泉知事は、台風19号で4車線化された高速道路は早期復旧に効果があったことや、九州から近畿への輸送が、関門ルートからフェリーを活用した豊予ルートへのモーダルシフトが進展し、徳島自動車道の大型車交通量が6年間で約5割増加したことなどに触れ、暫定2車線区間の4車線化の緊急性を指摘。

また、本年9月に国から公表された「高速道路の安全・安心基本計画」で、「藍住IC~川之江東JCT間」の約55㌔が4車線化の優先整備区間に決定されたことを受け、財政投融資の積極的な活用や有料道路制度の見直しなど、4車線化を加速する財源確保と早期事業化について提言した。

これに対し、赤羽国交相は「災害時において4車線化の効果が立証されている。しっかり取り組む」と応じたほか、藤川財務副大臣、岸田政務調査会長も提言内容に理解を示した。

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