長野道・豊科~松本間 梓川スマートIC悲願の開通2010年12月05日
長野自動車道豊科~松本間で整備が行われていた梓川スマートICが11月27日正午、開通した。同日午前10時から上り線(長野県安曇野市豊科高家)で開通式が開かれ、関係者約70人が出席し、くす玉割や通り初めで祝った。
梓川スマートICは、豊科、松本両ICよりも県立こども病院(安曇野市)、信大付属病院(松本市)に近く、救急搬送の時間短縮効果が期待されている。
事業費は、日本高速道路保有・債務返済機構が約5億8000万円、ネクスコ中日本が約3億4000万円、松本・安曇野両市が合わせて約1億2000万円。上下線で、1250台/日の利用を見込んでいる。
松本・安曇野両市や地元経済団体など、関係機関で組織するスマートIC地区協議会会長の宮沢宗弘・安曇野市長は「長年の悲願だったスマートICが設置されたのは、この上ない喜び」と話し、「スマートインターの開通を機に、地域発展への取り組みを積極的に行う」と決意を語った。