埼玉県三郷市とNEXCO東日本関東支社は8月27日、同市小谷堀の常磐自動車道・三郷料金所スマートICの「上り線入口」と「下り線出口」が本年度内に開通する見通しであることを発表した。
既に水戸方面からの「上り線出口」と、水戸方面への「下り線入口」は供用済み。東京方面からの「上り線入口」と東京方面への「下り線出口」が開通すれば、4方向へのアクセスが可能なスマートICとなる。
三郷市内では企業の立地需要が高く、運輸業だけで9年間に53件も増加。また、三郷市と隣接する吉川市ではスマートIC周辺エリアを産業系ゾーンに設定し、あらたな産業基盤づくりが計画されている。三郷料金所スマートICの利便性が高まれば円滑な物流も期待され、更なる活性化を後押しすることになる。
新たに開通する「上り線入口」「下り線出口」について、市とNEXCO東日本は開通する日時は未定だが、現在の進捗状況から2025年3月までに開通の見込みが立ったとしている。