中部日本横断道 道路予算確保に向け要望

[caption id="attachment_4151" align="alignleft" width="300" caption="後藤山梨県知事が大野政務官に決議を手交"][/caption]

静岡、山梨、長野、新潟4県でつくる中部日本横断自動車道建設促進期成同盟会(会長=後藤斎山梨県知事)は1031日、都道府県会館で通常総会を開き、中部横断自動車道・新清水JCT~六郷IC間の早期完成や道路整備予算の総額確保など6項目を盛り込んだ大会決議を採択。大会後、後藤会長ら要望団は国土交通省を訪れ、大野政務官に決議実現を訴えた。

中部横断道、上信越道で構成される中部日本横断道は現在、新清水~増穂間、八千穂~佐久南間において全区間にわたり工事が展開されている一方、新清水~六郷間ではトンネル掘削工事が難航。当初17年度中を目指していた同区間の開通時期はずれ込む見通しとなっている。

後藤会長は「新清水~六郷間は困難な状況だが、4県の連携を一層強化して、全線完成に向け取り組む」と挨拶。「優先課題推進枠を含めた道路予算の確保に向け、国に働きかけていく」と語った。

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