九州中央道地方大会 約600人が”命の道”を

[caption id="attachment_10295" align="alignleft" width="300"] 「みやざき犬」「くまモン」「チキなん番長」らも揃い「早期の全線開通を」とガンバロー三唱![/caption]

九州中央自動車道建設促進協議会(会長=河野俊嗣宮崎県知事)と九州中央自動車道建設促進期成会(宮崎県側会長=読谷山洋司延岡市長、熊本県側会長=梅田穰山都町長)は8月24日、宮崎県西臼杵郡高千穂町の高千穂町武道館で、九州中央自動車道建設促進地方大会を開催した。

熊本、宮崎両県の関係者と県選出国会議員、両県県議会議員、国土交通省などの関係者約600人が出席し、九州中央自動車道のミッシングリンクを解消するため、本路線への予算の重点配分などを求める大会決議を満場一致で採択した。

内倉信吾高千穂町長の開会宣言の後、国土交通省の伊勢田敏九州地方整備局長よる基調講演が行われ、災害時の道路網確保などの開通効果や事業中区間の整備状況について説明があった。

主催者を代表し挨拶に立った河野知事は「本路線は開通予定区間を含めても供用率が約30%と、全国平均の83%を大きく下回っている。今後も一致団結し、1日も早い開通に向け全力で取り組んでいく」と述べた。続く沿線アピールでは、佐藤貢日之影町長が、九州中央道は災害時の物資輸送や救急搬送の役割ができる『命の道』として重要であると強調。「1日も早い全線開通に向け、一致団結して取り組んでいかなければならない」と協力を呼びかけた。最後は参加者全員で「ガンバロー三唱」で大会を締めくくった。

なお、同自動車道の小池高山~北中島間(延長10・8㌔)と、一般国道218号高千穂日之影道路の末市~深角間(延長2・8㌔)は、今年度中の開通を予定している。

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