九州道・古賀SA(上)に「ふるさと納税自販機」 高速道路SAで初 レストラン・売店で使える利用券で地域にも貢献

[caption id="attachment_13300" align="alignleft" width="300"] 店舗内に設置された「ふるさと納税自販機」[/caption]

NEXCO西日本と西日本高速道路SHDは3月1日、福岡県古賀市と連携し、高速道路SAで初の「ふるさと納税自販機」を古賀SA(上)設置した。お出かけやレジャーの際に気軽にふるさと納税ができ、その場ですぐ返礼品を受取ることができる。

「ふるさと納税自販機」は、インフォメーションコーナー横に設置。タッチパネルで、1万円~5万円の1万円単位、10万円の6種類から寄付額を選択。住所、氏名等を登録して、クレジットカードで支払うと、その場で寄付額の30%、3千円~1万5千円、3万円分の利用券が千円単位で発券される。利用券は同SAのレストラン、ベーカリー、テイクアウトコーナー、ショッピングコーナー等で利用でき、有効期限は発行から6か月。税控除のために必要な書類は、後日古賀市より郵送される。

ショッピングコーナーには、辛子明太子、もつ鍋、豚骨ラーメン等の福岡県特産品や古賀市の地場産品があり、地域振興・地域共創につながる。

「ふるさと納税自販機」はIT企業「グローキーアップ」が開発。全国では既に30以上の自治体が導入し、道の駅やゴルフ場、キャンプ場等にも設置されている。他の返礼品と比べて発送コストや手間がかからないなどの利点があり、実際にその地域を訪れた人の地域を応援する気持ちで納税できるということで、全国に広がりつつある。

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