北勢・菰野バイパス等の整備促進求め 三重県3団体、国交省に要望書

[caption id="attachment_7360" align="alignleft" width="300" caption="菊地国交技監に要望書を須高する森四日市市長"][/caption]

新名神高速道路や東名阪自動車道と連携し、生産性向上を狙う三重県の3団体が11月21日、「国道1号北勢BP」と「国道477号菰野バイパス」の整備促進を求める要望書を国土交通省の菊地身智雄技監と池田豊人道路局長に手交した。

要望団は北勢BP建設促進期成同盟会(会長=森智広四日市市長)、四日市インターアクセス道路整備促進期成同盟会(会長=石原正敬菰野町長)、四日市商工会議所(種橋潤治会頭)。

要望書は、北勢バイパスについて、市道日永八郷線~国道477号バイパス間の開通見通しの公表や、鈴鹿四日市道路の早期事業化などを要求。菰野バイパスは、10月27日に開通した四日市湯の山道路の西進区間として早期整備を進め、観光地・湯の山温泉へのアクセスを強化することを求めている。

要望では、北勢バイパスについて森会長が、「整備中区間の早期完成や中勢バイパスとの間の未着手区間の早期事業化に向けた必要な予算の確保」、種橋会頭が「北勢BPの一部開通で人やものの移動が増え、経済の活性化が図られており、今後も引き続き、事業を進めてほしい」と要請。菰野バイパスについては、石原会長が「近隣の渋滞解消が図られた。今後は、沿線の企業の誘致が進むことを期待したい」と話した。

これに対し、菊地技監は、「北勢バイパスと菰野バイパスの重要性は十分認識している。今後も事業が進められる様、予算の確保に向け努力したい」と応じた。また池田道路局長は、「北勢バイパスと中勢バイパスが接続されることで効果が出ると認識している。引き続き、国道477号バイパスから中勢バイパスの区間についても、間をおかず進めたい」と答えた。

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