[caption id="attachment_10294" align="alignleft" width="300"] ガンバロウ三唱で気勢を上げる出席者[/caption]
山陰自動車道(安来~益田)建設促進期成同盟会(会長=楫野弘和大田市長)は9月29日、山陰道の早期全線開通を訴えるため、島根県立大学浜田キャンパス講堂(島根県浜田市)で、島根県民総決起大会を開催した。
同盟会会長の楫野大田市長や、副会長の松浦正敬松江市長、久保田章市浜田市長らと、溝口善兵衛島根県知事ら来賓など関係者約500人が出席し、山陰自動車道の早期全線開通に向け、ガンバロウ三唱で気勢を上げた。
楫野大田市長は「7月に発生した西日本豪雨災害で、あらためて道路の重要性、災害に強い道路づくり、道路ネットワークの整備が喫緊の課題であると再認識した。今年度には、多伎・朝山道路の開通が予定され、全通に向け一歩前進した」と述べ、今後も関係者らに力強い協力を呼びかけた。
島根県内の山陰道は、総延長193・6㌔のうち、120・8㌔が供用、供用率は約62%となっている。現在事業中の区間55・8㌔のうち、多伎・朝山道路(9㌔)は18年度の開通予定。未事業化区間は17・5㌔となっている。
大会決議は、未事業化区間の早期事業化を図ること、特に「益田~萩間」は、優先区間の「須子~田万川間」について速やかに計画段階評価を終え、早期事業化を図ることなど、骨子5項目を盛り込み、満場一致で採択された。