東九州道・九州中央道の早期整備など訴える 6団体が結集し総会開催

[caption id="attachment_3434" align="alignleft" width="300" caption="「がんばろう」三唱で気勢を上げる県北サミット"][/caption]

東九州自動車道建設促進宮崎県央北部期成会や九州中央自動車道建設促進期成会など6団体が結集する県北サミットと言われる総会が20日、宮崎県延岡市のホテルメリージュ延岡で開催された。

両期成会会長の首藤正治延岡市長をはじめ、両自動車道の沿線市町村の首長や、松下新平総務副大臣兼内閣府副大臣、県議ら約120人が出席。東九州自動車道の早期整備や、九州中央自動車道の整備促進、17年度の道路関係予算の所要額の確保などを求める決議案を採択し、「がんばろう」三唱で気勢を上げた。

首藤会長は冒頭、熊本地震の犠牲者に追悼を捧げ、被災者にお見舞いを述べ、「阿蘇大橋や俵山トンネルが崩落し、熊本への支援ルートがなくて困った。道路はネットワーク化されて網の目になることで、様々なニーズに応えられる」と述べ、これからも力を緩めず、両自動車道の整備促進に取り組んでいくと挨拶した。

東九州自動車道は▽北郷~日南間の17年度までの開通▽門川南スマートICは16年度まで、国富スマートICは19年度までの早期完成▽暫定2車線区間の4車線化の早期実現など。九州中央自動車道については▽計画段階評価の手続き中である蘇陽~高千穂間の早期事業化▽小池高山~北中島間の18年度までの早期開通など、両路線の早期整備推進のため、関係団体の総意を結集し、官民一体での大会開催や、政府・関係省庁への提言活動を行うことなどを決めた。

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