阪神湾岸議連が総会 名神湾岸など3区間整備で気勢

[caption id="attachment_14283" align="alignleft" width="300"] 阪神湾岸の発展に向け気勢[/caption]

超党派の国会議員でつくる「阪神湾岸地域高速道路網整備促進国会議員連盟」(会長=末松信介参議院議員)は昨年12月11日、東京・ビジョンセンター永田町で総会を開催した。齋藤元彦兵庫県知事など沿線自治体首長も出席し、名神高速道路と阪神高速湾岸線を結ぶ名神湾岸連絡線、大阪湾岸道路西伸部、神戸西バイパスの整備を強力に推進していくことを確認。国土交通省に対し、有料道路事業による整備促進等を求める要望書を提出した。

総会には、沿線自治体から齋藤知事のほか久元喜造神戸市長、石井登志郎西宮市長らが出席。国土交通省から加藤竜祥政務官、長谷川朋弘大臣官房審議官、稲田雅裕港湾局長、NEXCO西日本から後藤貞二常務執行役員、阪神高速から吉田光市社長など幹部も出席した。

冒頭、末松会長が「議連発足後、活動の成果として阪神湾岸の高速道路網の必要性が認識されてきた」と挨拶。「労務単価、資材価格の高騰など厳しい状況にあるが、事業を遅らせることなく力を合わせて進めていきたい」と決意を語った。

要望書では名神湾岸連絡線、大阪湾岸道路西伸部、神戸西バイパスの整備促進を柱に、名神湾岸連絡線については「有料道路事業の早期導入及び大阪湾岸道路西伸部に遅れることのない開通」をすることを明記。神戸西バイパスについては早期完成に向けた事業推進とともに、直轄施工の一般部とNEXCO施工の専用部の同時開通も盛り込まれた。

要望を受けた加藤政務官は「3区間は関西圏の発展に欠かせない」として、国交省として前向きに取り組んでいく姿勢を強調した。

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