高速道路調査会が参加者募集 11月28日講演会、11月29日研究発表会 両日AP大阪駅前ホールで

高速道路調査会(長尾哲理事長)は、24年度講演会を11月28日に、24年度研究発表会を翌29日に、AP大阪駅前ホール(大阪市北区)で開催するにあたり、参加者を募集している。定員は各日150人、受講料は無料。参加申し込みは、高速道路調査会HPから。会場に来場できない人には、12月11日~来年1月17日(予定)まで、オンデマンド配信を行う。

講演会は、国内外の高速道路等に関する時事的な話題を広く一般へ周知し、 高速道路等に関する理解や利活用の啓発を行うために開催。今回の講演会では、「新しい高規格道路ネットワークのあり方~国土形成計画を踏まえて~」をテーマに東京工業大学の朝倉康夫名誉教授が、「PPP/PFIにおけるコンセッションのバリュエーション(価値評価)」をテーマに、インフロニア・ホールディングスの岐部一誠代表取締役社長が講演を行う。

研究発表会は、調査研究業務の中から、最新の高速道路事業の動向や重要な研究課題等について広く一般に紹介し、高速道路事業に関する知識や技術の向上と普及が図られることを目的に開催。

■演題と発表者は次の通り。

▽杭頭部に地盤改良を施した複合基礎における地盤の側方流動に対する抵抗性に関する研究=京都大学大学院工学研究科准教授・澤村康生氏▽高速道路SAにおける地域密着型サービス提供事業の基本的課題:多様な利害関係者の関心と参加のあり方に着目して=山梨大学名誉教授・西井和夫氏

▽因果効果の異質性を考慮した高速道路インターチェンジ整備効果の推定=神戸大学大学院工学研究科教授・織田澤利守氏▽降雪時の高速道路マネジメントを支援する積雪状態把握と高速道路走行状態の予測に関する研究=早稲田大学創造理工学部社会環境工学科教授・佐々木邦明氏

▽高速道路での居眠り運転防止対策の効果に関する調査研究/高速道路における交通ビッグデータの活用に関する調査研究/高速道路の景観史に関する調査研究=高速道路調査会研究第二部▽第65回海外道路調査団報告~米国ITS・走行中給電等調査=NEXCO東日本関東支社建設事業部構造技術課・中村優一氏。

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