「ミッシングリンク解消を」南九州西回り道協議会など4団体要望

[caption id="attachment_3788" align="alignleft" width="300" caption="大岡財務政務官を中央に南九州西回り自動車道の要望団"][/caption]

南九州西回り自動車道建設促進協議会(会長=伊藤祐一郎鹿児島県知事)など4団体は7月21日、財務省や国土交通省を訪問し、17年度予算編成に向け、南九州西回り自動車道の整備促進を求める要望活動を実施した。

鹿児島県の布袋嘉之副知事や熊本県の小野泰輔副知事、両県議会議長、西田弘志水俣市長や渋谷俊彦出水市長ら関係首長など関係者40人の要望団は、財務省の大岡敏孝財務大臣政務官と面談。

布袋副知事は「唯一未着手となっていた阿久根IC~薩摩川内水引IC間約22㌔㍍が、阿久根川内道路として一括で新規事業化して頂き、感謝している。ミッシンングリンクが早期に解消するよう、現在編成作業中の16年度補正予算を含め、道路関係予算総額の確保をお願いしたい」と訴えた。

大岡財務大臣政務官は「費用対策効果の点では道路の経済効果は大きい。南九州西回り自動車道の整備と並行し、沿線自治体で連携して開発に力を入れて頂ければ、大きな効果につながる。地域が発展するよう全力を尽くしたい」と応じた。

続いて土井亨国土交通副大臣と面談。土井副大臣は「1日でも1年でも早く全線開通できるよう取り組んでいく。新規事業化22㌔については、用地買収をしっかりと進め、供用予定を示していけるよう頑張って参りたい」と述べた。

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